遂に、 ついに!!
世に出せるクオリティまであと少し!!
昨夜は、つくり終えてから気づけば1時間。
写真を撮るのに夢中に。。
きっと子供を持つ親はこんな気持ちなのかなと、
生まれたばかりの赤ちゃんを連写する親のようでした。。
ここまで来るのに長かったーーー。
日本での営業時代の忙しさとはまた違う、あるかわからないゴールに走り続けた孤独の戦いがそこにはありました。
ものづくりを商いとして行うってほんっとうに難しい!! 日本のモノ作り職人さん達、改めて尊敬します。
■ゼロから作り出すことに最初から周りの共感を得るのは難しい。
➡職場の上司「子供達に創ってあげたら喜ぶかもね。けれど、生計向上に結びつけるにはこれ販売しなきゃいけないのよ。飲食関連のほうが売れるんじゃない?」
上司を説得することが、一番の苦労でした。「子供の安全な保育への需要」・「クレヨンという狭い市場には無くなることの無い子供からの需要と化学物質の固まりであるという親の懸念」を説明。➡ クレヨン作りに注力することに合意をもらえたものの、、、
■試作段階のものに対して、予算を得ることはなかなか出来ない
➡職場の上司「不確定なアイデアに対して市長に予算を相談することは出来ないわ。まずは、完璧なものをゼロから創ってみせてちょうだい」
美術も技術も成績が「3」程度だった自分にモノ作りを命じるとはほぼ絶望的。。
ゼロから創るより、私の取り組みに賛同を頂けて且つ同じモノ作りを既にされている方の助言やアドバイスを貰う方が有限の時間をフル活用出来る。
そう思い立った私は、日本で活動されている有名な団体を探しました。
そこで出会ったのが、北海道で活動されている手作りクレヨン工房トナカイさんです。
長年かけて培った技術をそう簡単に教えて頂けるとは思っていませんでしたが、
代表者の方も以前、協力隊を目指していたことがあったということもあり、
私の活動を応援して頂き、たくさんのアドバイスを頂きました。 本当に感謝致します。
また、パッケージ作成についても幸運なことに協力を頂けました。
同じフィリピン協力隊として活動されているデザインのプロの先輩のフルサポート。 本当にありがとうございます。
「パッケージはもうすぐ完成です。乞うご期待!」
自分には何も技術が無いと立ち止まるのではなく、無二の技術や知恵を持った
たくさんの人を見つけ、自分の思い描いたプロジェクトに賛同頂き、
確固たる決意で活動すれば少しずつ形になるのだと、
改めて「技術が無い」ことは「出来ない言い訳にならない」と感じました。
■創って終わりでなく、利用者の手に届いて対価を頂き、初めて成功となる
無事この8月中にモノ作りは完成しそうです。
次なるステップは利用者の手に届けて、
障がい者の生計向上のための収入を得ること。
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これから私の新たな挑戦が始まります。それは自分が属する集団以外にも多くの人にこの事業を知ってもらうための広報活動。幸いにして、協力隊の先輩に新聞記者を長年経験された方がいらっしゃいました。
今まで考えたことも無かったメディアに対してのプレスリリース。 どこか、メディアって情報をくれる存在であり、自分がメディアに対して情報を提供することは遥か雲の上のようなことだと考えていました。
しかし、彼はそれこそが広報のチャンスだと教えてくれました。皆が敬遠しがちだからこそやれることはたくさんある。
彼のブログ、とても面白いので是非見てみて下さい!➡ 「ココナッツの樹の下で」
国からの金銭的な支援が無い障がい者に対して、
寄付(GIVE)でなく価値あるものづくりに対価を頂く(GIVE&TAKE)ことで
継続的な生計向上支援を目指します。
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